ピルの効果を抑える抗生物質と生理を軽くするルナベル

ルナベルは、低用量ピルの1種で、黄体ホルモン薬と卵胞ホルモン薬が配合され、飲み続けると、身体が妊娠したと判断され、排卵を促すホルモンの分泌を脳下垂体がしなくなります。その結果卵胞の発育が抑制され、排卵を起こしにくくなり、子宮内膜の増殖が抑えられ、生理が軽くなります。
生理が軽くなって元気になった女性排卵を抑制する低用量ピルの仲間で、避妊にも用いられますが、ルナベルは、この結果子宮内の増殖が抑えられ、生理が軽くなります。
月経痛は、月経を排出させるために子宮が収縮する時起こるのですが、この時痛みを発生させる物質プロスタグランジンが過剰に発生して生理痛を重くしますが、ルナベルの服用で、子宮内膜の増殖が少なくなり、プロスタグランジンの発生も減ります。
月経困難改善症には黄体ホルモンの配合が効果があるのですが、卵胞ホルモンを配合することにより卵胞から持続的に卵胞ホルモンの発生が抑えられ、破綻出血(黄体ホルモンが出ないで、女性ホルモンだけが分泌されている時に起きる出血)の発言が抑えられます。
このようなピルを服用する場合、個人差もありますが、テトラサイクリン系抗生物質やペニシリン系抗生物質やある種の血糖降下剤や抗真菌剤の1種、バルビツール酸系の向精神薬、リファンピジンのような結核治療薬などは、ピルの作用を減弱させます。テトラサイクリン系抗生物質やペニシリン系抗生物質とか、現在自分が服用している薬がありましたら、おくすり手帳を持参のうえ、ピルの処方を受ける場合は、医師と相談をしておく事が大切です。
テトラサイクリン系抗生物質やペニシリン系抗生物質を飲んでいる場合、避妊薬としてピルを使用していても、いつものように避妊はできませんので、他の避妊法を併用する事が大切です。